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現実は違う

 被災地について報道するとき、迫力のある映像、泣かせる話題、記者やキャスターの主観などを伝える必要があるのだろうか。
 奇跡の生還はそれだけで感動を呼ぶが、その人の生い立ち(過去)とか、今日は何々を食べる予定(未来)とか、私たちは知る必要があるのだろうか。当人は、晒されなけれ続けばならないのだろうか。
 水溜りに嵌って、まだ元気そうだけど身動きが取れない牛。その様子を冷静なテレビカメラが捉えている。撮影する前に、助け出すのが先ではないのだろうか。

 現地は違う。報道されている内容はまるで伝える側の思いのままのドラマ仕立てのようであり、それが三次災害とも言えそうな状況を作りつつある。
 余震に怯えていることを除けば、被災地のごく狭い範囲を除き、中越のほとんどではいつもと変わらぬ日常生活が続いている。
 興味半分(以上)の報道が続く限り、災害は終わらない。a0010814_15345697.jpg
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by Hiko_23 | 2004-10-29 23:19 | 日記