2004年 11月 30日
プリンタ内部の部品調整が必要
プリンタ使用中の知り合いのPC画面上に、イキナリ「プリンタ内部の部品調整が必要」と表示された。いや、正確には印字がかすれるため、ヘッドクリーニングを何度も繰り返している最中。それが「廃インク吸収パッドの吸収量が限界に近づいています」と言われればすぐに納得。
他社のプリンタは構造的にも違うだろうから分からないが、このエプソンのプリンタについては修理という形でこの廃インク吸収パッドを交換してもらわねばならない。Webでちょっと検索してみると、こういった庶民機をプロ的に使っている人は、しょっちゅう修理という名の交換に出しているらしい。 5年近く前に購入した、今ではあり得ないほど入門機とも言えるCL-700という機種。その時だって1万円前後で買ったもの。送料と修理代出すぐらいだったら、これより何十倍も性能の良い今の入門機を買ったほうがマシだと普通に思った。 でも、修理に出した。送料\1,060。モノは試し、ではあるが、モノを粗末に扱うのが苦手だったことのほうが大きいか。電話で告げられた見積り額は\3,150。まあ、パッド交換だけならこんなもんか。それに、返送料は向こう持ちだし。往復5日間。 帰って来たプリンタ。わぁ、梱包材がしっかりしたのになってる! と、機能に関係ないことに感動したあと、妙にキレイになってるのに気づいた。掃除はしてると報告書にはあるが。 外装がそっくり交換されていた。修理前は取り付け部が一部壊れてて、ガバガバ外れるのでテープで止めてはいたのだが、ご丁寧に新品になっていた。シリアル番号の記入されたシールや銘板、インクカートリッジの案内などが、剥がされて貼り直された跡がありありとしていたからすぐに分かった。 この他、基板が交換されていると報告されているが、他にもあるのかもしれない。少なくとも、インクカートリッジは新品。最近買い置きしたのが1セットあるが、これが\2,498もしてたのに。これが5年も経ったプリンタとは・・・見違えた。 使ってみても、全体に気になった劣化を感じていた部分が直り、心地良い。ここまで来ると計\4,210の出費をした甲斐は大いにあり、素直に修理(交換)に出すことをお薦めする。 いや、これは自分で廃インク吸収パッドを交換できないようにしてしまったから、ちょっとした詫びる態度を取っているのかもしれないが。
by Hiko_23
| 2004-11-30 02:09
| PC,Internet
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